食エッセイは危険ですね。
読んでいると、同じ場所に行って食べたくなってしまうんですよね。
池波正太郎さんのエッセイに登場するカフェに行って来ました。
御茶ノ水にある『コーヒーパーラーヒルトップ』さんです。
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ご存知の方も多いかと思いますが、山の上ホテルにあるカフェなんですよ。
夕方訪れたこともあって、お客さんはまばらでした。
ひとりで伺ったのですが、窓際の席に案内してもらいました。
何を食べようかなと思っていたら、あるメニューに目が釘付けになったのです。
そのスイーツの名前は、悪魔の食べ物というんですよ。
ネーミングが気になって、思わず頼んでしまいました。
悪魔の名にふさわしい真っ黒なスイーツですね。
調べてみると、ヨーロッパ地方で黒は悪魔の色だから、悪魔の食べ物と名付けたみたいですね。
チョコレートケーキなのですが…。
さらにチョコレートソースをかけるという、チョコ尽くしスイーツなんです。
ケーキ生地は噛むと溶けてしまうような柔らかさなんですよ。
どんな仕組みになっているのかな。
もしかしたら、フレンチトーストのように浸してあるのかもしれないですね。
かの池波先生も食したかはわからなかったのですが…。
なんとなく、先生もいただいたのではないのかなと思ってしまいます。
川端康成、三島由紀夫、池波正太郎といった、数々の文豪たちが宿泊したという山の上ホテル。宿泊することはできないけれど…雰囲…